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取り込み可能なデータはどのような形式ですか。 |
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データには、半角カンマまたはタブ区切りのテキストファイルを取り込むことができます。
ダブルクォーテーション記号は自動的に無視されます。
読み込み元データは数値、文字列共に、文字列としてそのまま取り込まれます。数値か否かなどは分析時に判断され変換されます。
データ定義(アンケートの質問項目の設定など)は、Excelの質問設定書を事前に作成していただき、読みこむ方法をお勧めします。その他の方法の場合は、取り込み可能か否かについて、事前に相談させていただきます。 |
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複数回答(MA)データはどのような形式ですか。また、形式が違う場合は、どのようにすればよいのでしょうか。 |
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MA型のデータは、各社や各データ処理システムで、様々な形式で入力されています。このため、これらの形式をRepoの内部形式に変換する必要があります。
Repoの内部形式は、MA型の項目はひとつの項目にまとめられ、各選択肢値を半角「&」記号で連結したものです。例えば、選択肢2と5と7を選択した場合は「2&5&7」と記載されます。さらに、「冷蔵庫&液晶テレビ&DVDレコーダー」というデータでも扱えます。ブランド名なども「&」区切りとすることで集計できます。
この形式は、選択肢ごとにばらばらの項目より項目数を削減することで取り扱いやすくなり、かつ、そのままでも意味が通るというメリットを持つ形式です。
Repoには、様々なMA型データをこの内部形式に変換する機能があります。
尚、元データが、Repo形式のテキストファイルであれば変換の必要姓はありません。
現在、変換できる主なMA形式は、次のタイプです。
(例:複数回答の選択肢の1,3,6が選択されている場合)
元形式 |
データ例 |
変換方法 |
A) 1バイトごとに0/1 |
10100100 |
「データ編集」の「データ定義」で「MA化」をクリックする。
または、「データ編集」の「MA変換」で「MA形式変換」を選択して処理
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B) カンマ区切り |
1,3,6 |
B-2) 任意の記号区切り |
1 3 6 |
B-3)Bの変形 |
冷蔵庫,液晶テレビ,レコーダー |
C) 1バイトごとの固定幅 |
1360 |
D) 2バイトごとの固定幅 |
01030600 |
E) 3バイトごとの固定幅 |
001003006000 |
F) 選択肢ごとに別々の質問データとなったもの(○=1,×=0など) |
1,0,1,0,0,1,0, |
「データ編集」の「データ定義」で「MA化」をクリックする。
または、「データ編集」の「MA変換」で「MA化」を選択し、該当値を1にする |
G)Fの変形版 |
あり,なし,あり,なし,なし,あり,なし |
「データ編集」の「データ定義」で「MA化」をクリックする。
または、「データ編集」の「MA変換」で「MA化」を選択し、該当値を「あり」にする |
詳しくは、こちらをご覧下さい。
尚、上記のF形式の場合、MAデータとした方が良いのですが、そのまま、二者択一の「SA表」型のデータとして、分析時に、「要約表」の「Top」または「Bottom」として集計することで、同種の集計結果を出力できます。
SAデータをSA表データとするには、「項統合」を行って下さい。
(「項統合」は、総合マニュアルP3-2-4参照、「要約表」は、同P4-3-2参照)
上表の例ですが、Repoの複数回答の値は数値に限定されていません。複数回答がBの形式であれば、文章などでもMAデータとして取り扱うが可能です。極端な例では、普通の日本語文章で、句読点をすべてカンマに変換すると、B形式となります。これに適切な選択肢設定を行うと、文章を文節単位で集計できることになります。
上記以外の形式の場合、ご要望に応じて変換機能を追加するサービスも行っています。また、変換方法がわからない場合は、直接ご連絡下さい。 |
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どの程度の大きさのデータまで扱えるのですか。 |
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Repo自体には、データ件数や項目数の制約はありません。
しかし、実務上の目安として、データ件数が5000件以下、データ項目数500以下としています。この両方を超えると、処理に極めて時間を要する場合があります。(パソコン内部メモリ1Gバイトの場合)
実際には、データ件数と項目数はかけ算の値が影響するため、データ項目数が少なければデータ件数はもっと多く処理できます。また、パソコンの処理能力の制約を受けます。
データ項目数は複数回答項目は1項目、表組み質問のデータも1項目としてカウントするため、複数回答の表組み項目でも1項目として処理できます。よって、500項目のデータとは非常に複雑なデータということができます。実際上は、テキストファイルから最初に読み込んだ場合は、項目数が多くなると考えられます。その後、表組み化やMA統合により、項目数を集約できます。このため、最初のデータ読み込み時に時間がかかるとお考えください。集約後のデータ編集や分析は高速化されます。
非常に大容量のデータが処理可能か、または処理に時間がかかりすぎないか否かを確認する必要がある場合は、Repo(Basic)版により実際にお確かめ下さい。前述のように分析時よりもデータ編集時にパソコン性能の影響を大きく受けるため、データ編集が可能であれば、基本的に大丈夫と考えます。データ編集で、データ項目数を項目統合処理などにより削減することで高速処理が可能となります。 |
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ネットリサーチのシステムと連動させることは可能ですか。 |
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2つの方法があります。
弊社のネットリサーチシステム(Repoリサーチ)を利用いただく方法と、御社のネットリサーチシステムと連携する方法があります。
御社のネットリサーチシステムと連動するには、Repoに交換ファイル読み込み機能を追加と、御社リサーチシステム側で弊社指定の形式にデータを書き出していただく必要があります。指定の形式は、簡単なCSV形式です。書き出しが困難な場合や、その他の方法で連携をご検討の場合は、事前に相談させていただき可能なサポートをさせていただきます。 |
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Excel質問設計書からデータ定義を取り込んだのですが、「選択肢にエラーがあります」と表示されるのですが。 |
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項目型がSA、SA表、MA、MA表、数量、数量表にして、選択肢の設定ができていない項目がある場合に、このエラーが表示されます。全項目を確認の上、仮でもよいので選択肢を最低ひとつ設定するか、FA型、FA表型に変更すれば、エラー表示はでなくなります。 |
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Excel質問設計書からデータ定義を取り込んだのですが、最初に空白項目ができてしまいます。 |
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ExcelシートのA1セルには「調査名」と入れて下さい。実際のタイトルは、B1セルに入れて下さい。 |
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アンケート回答データの読み込みがうまくいきません。 |
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データ読み込みに失敗したり、途中までしか読み込めない場合、横ズレをする場合、また表組み項目のデータが正しく読み込めない場合、次の点をご確認下さい。
- データ中にダブルクォーテーションに囲まれた中にカンマやタブはありませんか
Repoではダブルクォーテーションは無視されます。このため、その中にあるカンマやタブも項目区切りとして認識され、そのため、データがヨコズレしたり、そのために途中読みとなったり、表組みなどの加工読み込みができない場合があります。
- データ定義画面で、表組み項目がある場合には、そのサブ項目数が正しいか確認してください。
MA項目がある場合には、その選択肢数が正しいか確認してください。
- テキストファイルの読み込み時の設定は、Repo活用の技の「読み込むデータとデータ定義が違う場合(表組み項目やMA項目が分解されたデータを読み込む場合)」の説明をご覧ください。
※説明がわかりにくい場合や該当しない場合は、お手数ですが、弊社に連絡下さい。こちらへ
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データセットは作成できたのですが、集計を行うとエラーとなります。 |
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SAやSA表のデータの中に、想定外の値が含まれている場合にエラーとなる場合があります。
例えば、「不明」や「非該当」を意味するデータ値を、「9」「99」「999」「N」「B」などとする規則がある場合や、選択肢が5つしかない場合に、元データに6以上の数値や頭に6以上の数値がついた文字列(例:12週間)がある場合にはエラーとなります。
データを読み込む前に、これらのデータを消去して空白データとするか、不明は「_NA_」、非該当は「_BL_」の文字列に置換して下さい。
変更は、データ編集画面でも可能です。 |
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